腎腫瘍の臨床病理・分子統合的解析

国・地域名
米国イタリアスイスチェコドイツ
区分
研究
学術分野
医学
関連するSDGsの目標
3 すべての人に健康と福祉を4 質の高い教育をみんなに9 産業と技術革新の基盤をつくろう17 パートナーシップで目標を達成しよう
キーワード 腎癌, 腎腫瘍, 病理学, 泌尿器科学, ゲノム, トランスクリプトーム, WHO分類

本学情報

担当者氏名 大橋 瑠子
部局・職名 医歯学系・准教授

相手国情報

国・地域名 スイス、ドイツ、イタリア、チェコ、米国
機関・部局 (1)チューリッヒ大学病院 (2)エアランゲン大学病院、フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルク (3)ヴェローナ大学 (4)ミュンヘン工科大学 (5)プラハ・カレル大学プルゼニ校大学病院 (6)ヒューストン・メソジスト病院

詳細情報・活動報告

本研究では腎腫瘍の臨床病理学的・分子生物学的特徴を解析し、その結果に基づく包括的腎腫瘍データベースの作成を行う。このデータベースを利用して、①新規組織亜型分類の提案、②診断基準の確立、③新規病理診断手法の開発、④各組織型における予後予測グレード分類の構築、⑤癌の発症や進行のメカニズムの解明、⑥新規治療や薬剤の開発、などの研究や、⑦若手医師の教育、⑧プロフェッショナルのための生涯教育に役立てる。これらの取り組みにより、新潟、日本、そして世界の腎がん診療や医療の質の向上を目指す。
本研究は、腎癌の国際分類であるWHO分類の著者を含む40以上の病院が参加する国際多機関共同研究である。