重金属吸着に関する研究

国・地域名
モンゴル
区分
研究
学術分野
工学
関連するSDGsの目標
6 安全な水とトイレを世界中に9 産業と技術革新の基盤をつくろう
キーワード 産業廃水、重金属、吸着、吸着剤開発

本学情報

担当者氏名 (1)狩野 直樹 (2)金 熙濬
部局・職名 (1)工学部・准教授 (2)工学部・教授

相手国情報

国・地域名 モンゴル
機関・部局 モンゴル科学技術大学

詳細情報・活動報告

ウランバートル市において、なめし革工場、羊毛やカシミア産業界から排出される重金属含有廃水に伴う水資源の汚染は、深刻な問題となっている。重金属イオンの除去方法として、化学的沈殿法、膜濾過法、逆浸透法、イオン交換法、吸着法など種々の方法があるが、本研究では、環境への低負荷、吸着剤の再利用性、操作の簡便さなどの観点から吸着法に着目した。バイオマス等を用いた吸着は、環境への低負荷とともに低コストである利点があり、主として低濃度の重金属の浄化に適している。