D1ドーパミン受容体ノックダウンマウスを用いたL-DOPA誘発性ジスキネジアの病態解明研究

国・地域名
スペイン
区分
研究
学術分野
医学
関連するSDGsの目標
3 すべての人に健康と福祉を
キーワード 遺伝子操作マウス

本学情報

担当者氏名 笹岡 俊邦
部局・職名 脳研究所・教授

相手国情報

国・地域名 スペイン
機関・部局 CINAC-プエルタ デル スル サンパブロ - CEU大学病院

詳細情報・活動報告

ヘルナンデス博士は、D1RKOマウスとD2RKOマウスを使用して、オプトジスキネジアの生成における各経路の役割を個別に確認しようとしています。 ヘルナンデス博士はD1RKOマウスを持っていますが、それらは出生後に死亡し、6-OHDAによる内側前脳束の病変作成ののちに生き残るには小さすぎます。D1RKOマウスは生後5-6ヶ月後でもほとんど20gramに達しません。 ヘルナンデス博士たちは1年以上努力してきましたが、成功しませんでした。 したがって、ヘルナンデス博士達は条件付きD1R KOマウスに興味を持っており、これらのマウスを使用してこの作業を完了する機会がありました。 レーザー刺激中にのみD1受容体を選択的にKOできることは、ヘルナンデス博士達の質問に答え、プロジェクトを完了するでしょう。 ヘルナンデス博士は、オプトジスキネシアにおけるD1Rの役割の研究に興味を持っています。 モラタリャ博士と共同研究者は、過去にL-DOPA誘発性ジスキネジアが線条体D1Rに依存していることを示しました。 ヘルナンデス博士は、中型有棘ニューロンにレーザーで誘発されたジスキネジアもこの受容体に依存していることを証明したいと思います。